銅端子(抜き・しごき)
製品カテゴリ | 曲げ |
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材質 | 銅 |
サイズ・厚み | t=0.8mm、100×60mm |
精度 | ±0.05mm |
このプレス加工品の特徴は、大きく2つあります。 ひとつ目は細いスリット部にあります。板厚は0.8mmになりますが、このスリットは板厚と同じスリット幅になっており、ここを問題なく抜き加工できているのがポイントです。 もうひとつは、少しこの写真だけでは分かりにくいかも知れませんが、曲げ工程で、「しごき」を入れることで材料を薄くし、端子の長さを伸ばすことをプレス工程内で行っていることです(※端子の曲げ部分をまっすぐにすると、元々の板よりも長くなります)。通常のプレス加工である抜き・曲げのみを行っていては、このサイズの銅板から端子曲げ加工品を取り出すことができないので、より小さな銅板から多くの部品を取り出すことができる工法です。 |