アルミプレス加工 VE技術提案集

カテゴリー:機能改善の提案事例

アルミ押出品→深絞りで小型化・デザイン性UPを実現


例えばリモコンなどケース形状をアルミで製作する場合には、押出し成型が採用されていることがあります。この押出し成型によってパイプ形状のケースを作り上げ、端面を樹脂で塞ぎ製品にする、といった使われ方をします。しかし押出し成型では両端面を樹脂で塞ぐ必要があるので、デザイン性においては限界があります。

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デザインが重視されるようなアルミケースでは、押出し成型ではなく、深絞りによるプレス加工を選択します。深絞りを行うことで、片面はつなぎ目なく一体成形を行うことになり、一方のみ塞ぐことになるので、デザインの自由度があがります。さらに、深絞り加工による製品は、押出し成型と比較すると薄くできるので、製品の小型化にも貢献します。

 

なお、この工法の選択は、リモコンのほかにも、カメラにも適用されることがあります(高級カメラは深絞り、一般カメラは押出し成型)。

 

ただし、深絞りによる加工は押出し成型に比較するとコストは上昇する方向(型代が上がる)なので、コストを抑えたい場合は概して押出しの方が有利となります。

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